ゼニス社、結核菌同時診断キット開発

 結核菌確診、および薬剤耐性の同時診断キット、世界初開発... 韓国生命工学研究院内にあるバイオベンチャ−センタ−(BVC)に研究所を置いているソウルのバイオベンチャ−企業、ゼニスライフサイエンス(代表 ノ・ジェヒョク www.xeniss.com)は、結核菌種の診断はもちろん、結核治療剤に対する耐性を同時に診断できる診断キットを開発したと8月13日、発表した。 結核研究院、延世大学校医科大との共同により、世界で最初に開発されたこの製品は、結核菌はもちろん、その他の疾患の病源菌である非結核性マイコバクテリアまで、全55種のマイコバクテリア菌種を識別し出せる。また、結核治療剤であるリファンピンに対する耐性も一度で診斷でき、迅速で正確な診断を通じた処方と診療が可能である。 ノ社長は「この製品を必ず商品化する計画であり、この技術に関して国内、およびアメリカで特許を出願中である」と語った。
<森下 渡>wataru@hellodd.com
[2001-10-17]
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