ニュ−スレターお申し込み
 
 
 


 
 
News list  Print this   E-mail this
KAIST、神経治療後に体内で自然に分解される電子薬を開発

体内で数ヵ月以内に分解


体内で溶ける手術用の糸のように神経治療後に体内で自然に分解される電子薬が開発された。

大徳所在のKAIST(シン・ソンチョル総長)はバイオおよび脳工学科のカン・スンギュン教授研究チームが米国ノースウェスタン大学のク・ジャヒョン博士との共同研究を通じて切断された末梢神経を電気治療し、役割が終わると体内で分解されて消える電子薬を開発したと10月21日に発表した。

末梢神経の損傷は韓国で年間1万件以上発生する外傷。神経再生がどれほど迅速になされるかが筋肉の回復率と後遺症を決定する要素となる。再生速度が顕著に遅いとシュワン細胞の消滅で神経再生が不可能になったり永久的な筋肉障害の原因となる。したがって神経再生を加速するための研究が続けられており、電気的刺激により神経再生を促進する電子薬の効果が注目されている。

電子薬は電気信号により体内の臓器、組織、神経などを刺激して細胞の活性度を高めて再生速度を上げ、生体反応を活発にするよう治療する技術。損傷された神経に電気刺激を加えると神経細胞が活性化され軸索突起の分化が加速し神経再生が早まる。しかし治療手術の複雑さとこれによる2次損傷の危険性が大きいため神経治療に直接的に活用できなかった。

電気信号を伝達するには電線で髪の毛ほどの太さの神経を包む必要があるが、治療後にこれを除去することが非常に難しく、除去の過程で2次的な神経損傷が起きることもある。また長期的な電気治療時には毎回手術を繰り返さねばならない。

研究チームは超薄膜型シリコンと柔軟性を備えた生分解性高分子を利用して300マイクロ水準と非常に薄く柔軟で体内で数ヵ月以内に分解される電子薬を開発した。

体内で無線で作動し、使用が終了したのちには体内で溶けて吸収されるため別途の除去手術は不要。繰り返し手術をすることなく反復的な電気治療が可能で除去手術も不要なので2次損傷の心配もない。研究チームは生分解性無線電子薬技術が末梢神経の治療、外傷性脳損傷や脊椎損傷など中枢神経のリハビリ、不整脈治療のためのペースメーカーなどにも応用できるものと見ている。

研究に当ったカン教授は「初めて生分解性の脳圧測定器を開発して2016年に『Nature』誌に論文を発表して以来約2年で治療技術としての医療素子の提示に成功した。生分解性電子素子市場で韓国が中心的な役割を果たせるだろう」と話している。

研究結果は国際学術誌『Nature Medicine』電子版に10月8日付で掲載された。




[2018-10-26]

weblio

by weblio


Go Back Top
News list  Print this   E-mail this


 
Home | ニュ−ス | 大徳ネット紹介 | Sitemap | Contact Us

Copyright(c)2004 大徳ネット. All rights reserved. Email:itom@hellodd.com
(〒)305-340 大田 儒城区 道龍洞 441- 綜合福祉センター2階
Tel:+82-42-861-5005 Fax:+82-42-861-5059