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CRISPR-Cpf1遺伝子編集ツールの効率を高める技術を開発

韓国生命研、遺伝子治療の速度向上に寄与の見込み


韓国生命工学研究院(キム・ジャンソン院長)は同研究院のキム・ヨンサム博士チームが次世代遺伝子編集ツールであるCRISPR-Cpf1システムの効率を高める方法を開発したと10月4日に発表した。

CRISPRシステムは遺伝子を編集することで遺伝子治療に使用する技術。CRISPRR-Cas9という第3世代遺伝子編集ツール技術の開発で遺伝子の編修分野の技術が急速に発展した。だがCas9システムはサイズが大きく必要とするターゲットのみを編修する機能が比較的低いことから安全性に問題があった。急性免疫拒否反応を起こすことがあるなどの限界ももあった。

反面、新たな遺伝子編集ツールCpf1はCas9よりも相対的に小さく体内への伝達が容易で安定性が高いため遺伝子治療に適している。しかし遺伝子編集の効率が低いという短所があった。研究チームは標的とする遺伝子と結合するガイドRNAの末端をエンジニアリングしてCas9以上の効率をもつ遺伝子編集ツール技術を確保した。

別途の化学的、物理的処理の必要がない簡単な方法でCpf1の長所である小さなサイズと高い安定性を維持しつつ効率の低さという短所を改善した。またCas9とCpf1は遺伝子治療を行うターゲットに対して相補的な関係にある。

また本研究の結果はウイルス伝達体を使用する遺伝子治療の発展への寄与が期待される。ウイルス伝達体(AVV)は遺伝子治療に適した伝達体だが、搭載が可能な遺伝子の大きさに制限がある。Cpf1はCas9に比べてサイズが小さく標的となる遺伝子に対する特異性が高いためAAVを活用すれば遺伝子治療ツールとして活用できる。

キム・ヨンサム博士は「Cpf1の長所である低いオフ-ターゲット効果は維持しつつ簡単な方法で校正効率を高めた点に意味がある。Cas9よりも小さくオフ-ターゲット効果の小さいCpf1の短所だった効率の低さを改善したことでさまざまな遺伝子をより簡単に編集できるようになった。AAVなどのウイルス伝達体を利用した遺伝子治療への活用可能性も高い」と話している。

研究成果は『Nature Communications』に9月7日付で掲載された。





[2018-10-08]

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