ニュ−スレターお申し込み
 
 
 


 
 
News list  Print this   E-mail this
DGIST、薬物を封印して運搬するカプセル型マイクロロボットを開発

カプセル形態の構造物とバクテリアを模倣した推進体を活用


韓国の研究チームが細胞や薬物を封印して人体内の必要とする部位に伝達できるカプセル型のマイクロロボットを開発した。このマイクロロボットは細胞や薬物を外部に搭載する既存の方式とは違って蓋を開けたり閉じたりする形態であり、捕集と放出も可能。

DGIST(ソン・サンヒョク総長)はロボット工学専攻のチェ・ホンス教授チームが脳認知科学専攻のムン・ジェイル教授チーム、スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETH)のBradley J. Nelson教授チームとの共同研究を通じて細胞と薬物を封印できるキャップ(cap)構造物とバクテリアの動きを模倣した推進体を活用したカプセル型のマイクロロボットを開発したと5月23日に発表した。

医療分野の新たな技術開発が加速化し、治療薬物や細胞を伝達できるマイクロロボットなどの先端医療ロボットの研究も活発に進められている。これまでマイクロロボットは外部にさまざまな方法で薬物を搭載したり生分解性材料と細胞、薬物を混合してマイクロロボットを製造したのち生分解性材料の分解により細胞や薬物を放出する方法だった。また細胞や薬物伝達用の磁性粒子の開発も行われている。

しかし既存のマイクロロボットは人体内で操作する際に細胞や薬物が外部環境により損傷される可能性があった。研究チームはマイクロロボットの頭部に細胞や薬物などを封印し、蓋を開け閉めできるキャップの形状の構造物とバクテリアの尾部の動きを模倣した推進体を融合したカプセル型マイクロロボットを開発した。

また微細電子機械システム技術のうち3次元レーザーリソグラフィシステムを利用して3次元ポリマー構造物を製造した。これに外部の磁場でマイクロロボットを駆動できるように磁性物質であるニッケル(Ni)と生体適合物質であるチタンをカプセル型マイクロロボットの表面に用いた。

研究チームは実験を通じて数マイクローメートルから数十マイクロメートル(㎛、100万分の1m)の大きさの粒子を捕集と放出する機能(Pick and drop motion)により移送し、実際に嗅覚神経細胞を封印して細胞が生きたまま正確な位置に伝達する生体適合性実験にも成功した。

今回開発に成功したカプセル型マイクロロボットは流体の渦巻き現象を利用して細胞や薬物を入れ必要とする部位で放出できるので外部環境による細胞や薬物の損失を最小化し正確な量の細胞や薬物を伝達できる。網膜病変などの疾病治療に活用できるものと期待される。

研究結果は『Advanced Healthcare Materials』に5月9日付で掲載された。







[2018-05-25]

weblio

by weblio


Go Back Top
News list  Print this   E-mail this


 
Home | ニュ−ス | 大徳ネット紹介 | Sitemap | Contact Us

Copyright(c)2004 大徳ネット. All rights reserved. Email:itom@hellodd.com
(〒)305-340 大田 儒城区 道龍洞 441- 綜合福祉センター2階
Tel:+82-42-861-5005 Fax:+82-42-861-5059