ニュ−スレターお申し込み
 
 
 


 
 
News list  Print this   E-mail this
韓国標準研、網膜診断装置評価用の標準眼球ファントムを開発

イ・サンウォン博士チーム...医療機器国産化が可能に


大徳所在の韓国標準科学研究院(パク・サンヨル院長)は同研究院ナノバイオ測定センターのイ・サンウォン博士研究チームが網膜診断装置である光干渉断層計(OCT)の性能を評価する標準眼球ファントムを開発したと3月8日に発表した。

ファントム(Phantom)とはMRIやCTなどの医療映像機器の性能を評価するための道具。人体の代わりに装置に挿入して測定の基準を提示する。自動車の衝突実験に使用される人形であるダミー(Dummy)にたとえられる。

人間の目の網膜は光を感知し視力を結晶する核心組織だが、厚さが0.5 mm未満で一度損傷すると復旧が不可能。糖尿網膜病症、黄斑変性などの疾患により失明することもあり、こうした原因も薄くて損傷しやすい網膜の特徴のせいと言える。

目を撮影するCTと呼ばれるOCTは眼科疾患を診断し治療経過を確認するための代表的な網膜断層撮影装置。OCTは現在眼科医療映像装置市場で最も大きい市場を形成している。だが韓国はOCTを全量輸入に依存している。韓国企業が製品を作っても光学的性能を評価する方法がないため。韓国製の製品が韓国の韓国食品医薬品安全処はもちろんアメリカ食品医薬品局(FDA)、欧州連合認証(CE)などから医療機器許認可を得るのも困難な状態。

研究チームは厚さと長さを正確に測定できるよう標準化された眼球ファントムを開発した。眼球ファントムを実際の眼球のかわりにOCTで撮影すれば装置の性能を完璧に評価できる。標準眼球ファントムは目盛りが表示された物差しに比喩できる。ファントムに表示された実際の目盛りとOCTの3次元映像測定の結果を比較すれば装置の正確度把握と校正が可能。

本研究の成果を利用すれば基本的にOCT国際標準認証(ISO16971)を充足するが、ISO規定は主に眼球ファントム自体の規格条件を提示している。研究チームは規定に表記されていないOCTの評価方法と手続きも新たに確立した。こうして韓国でも医療機器を体系的に評価できるようになり国産化が可能になる見通し。

標準眼球ファントムによるOCTの正確な性能評価は眼科診断の正確度を高めるだけでなく医療データの標準化も期待される。現在輸入されているOCTは病院ごとに規格や測定値が異なる可能性があるが、眼球ファントムを既存装置の校正に使用すればこうした問題が解決し全ての眼科の診断データを標準化できる。

研究に当ったイ・サンウォン博士は「標準眼球ファントムでOCT評価体系が確立し、装置の国産化の道が開けた。また標準化により良質の医療ビッグデータを蓄積できる。今後は網膜だけでなく血管などについても研究し目自体を代替し得る眼球ファントムを開発したい」と述べた。





[2018-03-14]

weblio

by weblio


Go Back Top
News list  Print this   E-mail this


 
Home | ニュ−ス | 大徳ネット紹介 | Sitemap | Contact Us

Copyright(c)2004 大徳ネット. All rights reserved. Email:itom@hellodd.com
(〒)305-340 大田 儒城区 道龍洞 441- 綜合福祉センター2階
Tel:+82-42-861-5005 Fax:+82-42-861-5059