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ETRI、生体信号でうつ病を客観的に診断する技術を開発

ウェアラブル機器への搭載が目標...パニック障害、ADHD、自閉症などにも応用する計画


韓国の研究チームがうつ病患者の状態を客観的に診断する技術を開発した。生体信号に基づくうつ発病の診断と予測に役立つ見通し。

大徳所在のETRI(韓国電子通信研究院)はキム・スンファン博士研究チームがうつ病患者を対象に実験した結果が国際学術誌『Scientific Reports』掲載されたと1月29日に発表した。本研究は三星ソウル病院のチョン・ホンジン教授チームとの協力で進められた。

研究チームはこれまで精神疾患の患者の診断や処方が主に心理検査に依存してきた点に注目した。こうしたことから医療関係者により客観的な方法を提供し、精神疾患の早期発見と予防に役立てるために研究を開始した。

研究チームはうつ病患者がストレスを感じた際に発汗の反応が鈍くなる点に注目した。皮膚伝導度センサーは皮膚に現れる発汗状態の変化の測定が可能。患者は精神状態が悪化すると脳と関連のあるホルモン反応に障害が起こる。これは自律神経系の反応につながる。皮膚伝導度センサーは微細な生理変化を測定して医師の診断を助ける。

研究チームは大うつ病性障害のない人と大うつ病性障害およびパニック障害の患者60余名を対象に3カ月間にわたり生体信号データを測定した。その結果皮膚伝導度信号でうつの状態の鑑別が可能であることが分かった。これをもとにうつ病患者の状態を客観的に診断およびモニタリングできる自動診断モデルを開発した。

研究チームは正確な疾患の予測のために脳波、心臓の拍動、呼吸、温度など分析技法の補完が必要であるとしている。今後研究の完成度が高まればパニック障害、注意欠陥多動性障害(ADHD)など各種の疾患の診断と徴候の予測も可能になると見られる。

研究チームはまたチョン・ホンジン教授チームと共同研究を行い皮膚伝導度センサー以外に4つの要素のデータを分析した。患者の追跡観察により心理検査の結果、血液、汗、心拍数、呼吸、血圧、脳波などの生体信号データを得た。

これを通じて研究チームは多重生体信号の測定が可能な複合センサーを製造した。ただちに商用化が可能だが現在よりも更にサイズを縮小してウェアラブル機器に搭載する計画。センサーがつけられたウェアラブル時計は汗の分析と血圧、心臓拍動の測定が目標。

ETRIバイオ医療IT研究本部のキム・スンファン本部長は「生体信号基盤の精神疾患診断予測システムの開発可能性が高まった」と話している。本研究は2015年から3年間にわたり進められ、三星ソウル病院のチョン・ホンジン教授チーム、仁川大学校のピョン・サンウォン教授チームが共同参加した。





[2019-02-13]

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