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オートファジー作用とアルツハイマー病の関連性を解明

アルツハイマー病の治療剤開発への活用に期待


脳細胞のオートファジー作用に問題が発生した際に生ずる脳機能への影響に関する研究で脳疾患治療剤開発の手がかりが提示された。

DGIST(大邱慶北科学技術院、ペ・ヨンチャン総長職務代行)は脳認知科学専攻のユ・ソンウン教授チームが脳の免疫細胞である小膠細胞(microglia)のオートファジー作用が炎症刺激により調節されるメカニズムを解明したと1月8日 に発表した。

脳の免疫細胞である「小膠細胞」は脳内の清掃役のような存在。脳の組織にたまった有害な物質をなくす役割を果たしている。オートファジー(autophagy)作用により細胞内部の不必要になったり毒性をもつ物質を除去する。

これまで炎症反応と脳細胞のオートファジー作用が退行性脳疾患と関連があることを示す研究はなされてきたが、その過程に関する理解は充分ではなかった。小膠細胞と反対に人体内の他の免疫細胞は炎症刺激によりオートファジー作用がさらに活発になることが分かっている。

こうした中、ユ・ソンウン教授チームは小膠細胞の表面に存在する「TLR4」という受容体に炎症誘導物質が結合すると細胞内でPI3K/Akt信号伝達の経路が活性化されオートファジー作用を抑制するという事実を突き止めた。これがアルツハイマー病を起こすアミロイドベータの分解能力の低下につながり病気を悪化させることも確認した。

DGIST脳認知科学専攻のユ・ソンウン教授は「退行性脳疾患にかかると神経炎症が増加するが、このとき炎症の増加と関連のある小膠細胞でオートファジー現象が抑制されることは知られていなかった。脳組織細胞に焦点を当てて神経炎症とオートファジー作用の関連性の研究を今後も続ければ脳疾患治療剤の開発に近づけるだろう」と話している。

本研究にはDGIST脳認知科学専攻博士課程のイ・ジウォン氏、ナム・ヘリ氏と修士課程のキム・ウンジョン氏が共同第1著者として参加した。DGIST脳認知科学専攻のキム・ウンギョン教授チーム、ソウル大学校歯医科大学のイ・ソンジュン教授チーム、韓国生命工学研究院のキム・ソニョン博士が共同研究者として参加した。

研究結果はオートファジー分野の国際学術誌『Autophagy』に12月7日付で掲載された。






[2019-01-11]

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