ニュ−スレターお申し込み
 
 
 


 
 
News list  Print this   E-mail this
韓国原子力研、韓国初の動物用放射性医薬品を開発

ネコの甲状腺機能亢進症治療剤「サイロキティ」を開発


韓国原子力研究院は同研究院のイム・ジェチョン博士研究チームが忠北大学校動物医療センターと共同でネコの甲状腺機能亢進症の放射性治療剤「サイロキティ(thyrokitty)」を開発したと12月2日に発表した。

研究チームは研究用原子炉「ハナロ」で生産される放射性同位元素ヨード(I-131)をネコの治療に安全に使用できるようにする技術を開発した。ネコの甲状腺機能亢進症は肥大した甲状腺からホルモンが過剰に分泌され発病する疾患で、心血管障害をはじめ多くの臓器に影響及ぼす。悪性腫瘍を伴うこともある。8歳以上のネコに好発し10歳以上では10匹に1匹以上の割合で発病する。

これまで薬物を投与したり甲状腺除去の外科手術で治療が行われたが、これらの治療法は動物と飼い主に負担となっていた。研究チームの開発した治療剤は1回の投与で治療が可能で、甲状腺機能亢進症にかかったネコの大部分に利用できる。ヨード放射性治療剤はこれまで先進国では1979年から動物に使用されてきた。だが費用が高く韓国では動物に放射性治療を行える施設もなかった。

研究チームは忠北大学校と2018年5月に動物用医薬品の共同開発協約を結んで研究を進めてきた。その結果、ヨード放射性溶液をネコに安全に投与できる治療剤を作り、医薬品の品質が一定に維持されるようGMP基準に適した製造技術を確立した。

現在、韓国農林畜産検疫本部に動物用医薬品の品目許可を申請中で、早ければ来年上半期に発売が可能になる見込み。価格は10万ウォン以下となる予定。動物用医薬品の市場は毎年急速に成長しており、2016年基準で世界市場は35兆ウォン、韓国国内市場は7000億ウォン。隣国の中国では動物用医薬品市場の年平均成長率が14%に達しており輸出の見通しも明るい。

研究に当ったイム・ジェチョン博士は「今後産業界の需要に能動的に反映した放射線科学技術を開発して放射性同位元素活用の底辺を拡大してゆきたい」話している。共同研究に参加した忠北大学校動物医療センターのカン・ビョンテクセンター長は「サイロキティの許可手続きが完了すれば放射性医薬品を活用したペットの治療技術開発に大きく寄与できると思う」と述べた。





[2018-12-05]

weblio

by weblio


Go Back Top
News list  Print this   E-mail this


 
Home | ニュ−ス | 大徳ネット紹介 | Sitemap | Contact Us

Copyright(c)2004 大徳ネット. All rights reserved. Email:itom@hellodd.com
(〒)305-340 大田 儒城区 道龍洞 441- 綜合福祉センター2階
Tel:+82-42-861-5005 Fax:+82-42-861-5059