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ETRI、低電力ハイコントラストOLEDディスプレイを製造技術を開発

有機ナノレンズ製造技術を利用


大徳所在のETRI(韓国電子通信研究院、イ・サンフン院長)は溶液工程ではなく真空中の有機物質を融解蒸発させて接着する真空蒸着工程だけを活用して有機物質から成るナノ級レンズを開発したと9月6日に発表した。これにともない高画質映像の実現と大画面で電力消費の少ないディスプレイの開発が可能になる見通し。

研究チームの開発した有機ナノレンズは主にディスプレイ製品に使用される。最近OLEDディスプレイ市場は製品の高解像度化により要求されるOLEDピクセルの大きさが次第に小さくなり数十マイクロメートル水準に至っている。だがピクセルと似た大きさのマイクロレンズを用いると画質が低下するという問題点があった。

ナノレンズは相対的に大きさが大きいマイクロレンズよりも画質が優れており色を安定的に出せる。したがって低電力、高明暗比、超高画質OLEDディスプレイの開発のために有機ナノレンズは必須となっている。研究チームは高性能ディスプレイの製造のためにレンズの大きさを数十ナノメートルから数百ナノメートルまで自由に調節できる技術を開発した。

OLEDピクセルよりもはるかに小さいサイズの有機ナノレンズ製造が可能で、イメージの歪みを減らし視野角による画質の変化を少なくして電力消費も抑えられる。また既存のマイクロレンズ技術は主に液体を活用するウェット工程で量産が難しかった。研究チームはドライ工程の一つである真空蒸着工程のみを使用した。

真空蒸着工程はマスク、熱処理、パターニングなどの追加工程が不要で製造コストを抑えられ、低温でも製造できる。研究チームは本技術を半導体、ディスプレイ関連装置メーカーのJUSUNG ENGINEERING社に移転した。

ETRI柔軟素子研究グループのユ・ビョンゴン博士は「有機ナノレンズは光抽出だけでなく光吸収にも優れた効果をもっているので太陽電池や光検出器にも活用できる。光屈折の特性を調節することで自動車や建物などのガラス、造幣分野などにも活用できるだろう」と話している。

研究成果は英国王立化学会で発行する国際学術誌『Nanoscale』とアメリカ化学会の『ACS Applied Materials & Interfaces』にそれぞれ掲載された。





[2018-09-12]

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