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炎症起こしたミトコンドリアの治療で糖尿病を治療する可能性を提示

忠南大研究チーム、糖尿病の発病原因を解明


忠南大学校のソン・ミンホ教授研究チームは免疫細胞であるマクロファージのミトコンドリアの機能異常により慢性の炎症が発生して、これが糖尿病の発病原因となり得ることを解明したと5月1日に発表した。

糖尿病患者は毎年増加しているが、これまでに根本的な治療法は提示されていない。最近では細胞内でブドウ糖を利用してエネルギーを生産するミトコンドリアが糖尿病と密接な関連があるという研究結果が報告されているものの具体的な発病メカニズムやこれを利用した糖尿病の治療可能性は明確でなかった。

研究チームはマクロファージでミトコンドリアの機能に異常が生じると脂肪内の炎症とインシュリンの機能低下がひどくなることを確認した。こうして糖尿病患者にミトコンドリアの炎症が増加しているという基本研究のメカニズムを解明した。

細胞内のミトコンドリアは人体における発電機と呼ばれる。ミトコンドリアにはタンパク質(CRIF1)があるが、このタンパク質に異常が生じるとがんや糖尿病などの疾患が発生する。CRIF1の欠損によりミトコンドリアの機能に異常が発生すると高脂肪食餌をとるさいに耐糖能異常や糖尿病が誘発されると研究チームでは説明している。

研究チームはまた、炎症反応を緩和し得るいくつかの治療物質のうちGDF15がマクロファージに発生すると炎症が抑制されることを確認した。GDF15がミトコンドリアに作用してマクロファージの性向を抗炎症に変えるため。動物実験でも脂肪内の炎症マクロファージが37%から30%に減少し体重も6%ほど減るなど糖尿病治療の効果があることが確認された。

研究に当ったソン・ミンホ教授は「免疫細胞であるミトコンドリアの機能異常が糖尿病の原因となることを明らかにできた。血糖の減少にのみ焦点が当てられていた既存の糖尿病治療剤の限界を克服し、人体内のホルモンによってミトコンドリアの機能を調節することで炎症を緩和し糖尿病を治療する新たなビジョンを提示した」と話している。

研究結果は『Nature Communications』に4月19日付で掲載された。





[2018-05-03]

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