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韓国標準研、地球温暖化の主犯六フッ化硫黄の標準ガスを開発

炭素排出権市場に影響与える可能性


大徳所在の韓国標準科学研究院(パク・サンヨル院長)はガス分析標準センターのイム・ジョンシク博士研究チームが重量法などの精密製造方法を利用して六フッ化硫黄の標準ガスを大気中の濃度と最も類似したレベルで開発したと12月27日に発表した。

開発された標準ガスの不確度は0.008pptで世界気象機構(WMO)の要求値を250%以上上回る世界最高水準のレベル。標準ガスはアメリカ海洋大気庁(NOAA)と世界気象機構に供給されて世界の六フッ化硫黄温室ガス減縮政策の策定に役立てられる見通し。

標準ガスはガス分析方法の正確さを判断したり測定機器の校正に使用する標準物質を指す。pptは全体量の1兆分の1を示す単位。大気汚染度など極微量の物質の比率を表示する際に使用しppm(100万)、ppb(10億)の次の単位。

六フッ化硫黄は世界的に排出量が規制されている人工的な温室ガスのひとつ。大気中の六フッ化硫黄は二酸化炭素の4000万分の1のレベルで少量だが、地球温暖化には2万4000倍も大きな影響を与える。一度排出されると3000年以上存在するので持続的に蓄積される危険性もある。

温室ガスの減縮政策の必須条件は正確な基準による規制値を設定すること。しかし六フッ化硫黄は他の温室ガスと比べて極微量であるため測定が困難で、ガス測定の基準となる標準ガスの開発も難題とされてきた。

研究チームは重量法をもとに六フッ化硫黄と酸素、窒素、アルゴンなどをそれぞれ合成して実際の大気の状態と類似した標準ガスを開発した。これに分子分光学、クロマトグラフィ、シリンダー自動重量法など韓国標準研の独自のガス測定技術を利用した。

世界気象機構は六フッ化硫黄標準ガスに対する不確度0.02ppt以内の測定結果を要求している。今回開発された標準ガスは不確度が0.008pptで世界気象機構の要求値よりも250%以上正確。標準ガスは世界の50ヶ所以上の観測所を運用しているアメリカ海洋大気庁(NOAA)に供給され、観測データは世界気象機構で温室ガス政策の樹立の基準として使用されることになる。

研究に当ったイム・ジョンシク博士は「標準ガスにより温室ガス観測水準が向上して減縮政策と炭素市場に寄与できる。今後も極微量ガスの標準で地球の大気環境を正確かつ厳格に監視したい」と述べた。

研究結果は米国化学会が発刊する学術誌『Analytical Chemistry』に掲載された。





[2018-01-01]

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