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ITとBTの融合研究で肝がん治療剤の耐性克服可能性を発見

KAIST、ソウル大病院研究チーム、肝がん治療剤「ソラフェニブ」の効能向上に成功


科学技術情報通信省(ユ・ヨンミン長官)はKAISTバイオおよび脳工学科のチョ・グァンヒョン教授研究チームとソウル大学校病院内科のユン・ジョンファン教授チームが肝がんの薬物治療の効果を高める新たな方法を究明したと8月23日に発表した。

手術が困難な進行性肝がんの場合、「ソラフェニブ」が唯一承認された標的抗がん剤として臨床で使用されている。しかし一部の患者にのみ効能を示し、大部分薬剤耐性が発生する。チョ・グァンヒョン教授率いる研究チームはソラフェニブの作用と耐性メカニズムを解明するためにソラフェニブを肝がん細胞に処理した際の細胞内の分子発現の変化を分析した。

研究チームはBTとITの融合により独自開発したアルゴリズムを使用したシステム生物学的分析を行い、がん細胞内のタンパク質である「プロテインジスルフィドイソメラーゼ(protein disulfide isomerase、PDI)」を遮断するとソラフェニブの効能がはるかに高まることを発見した。

また、共同で研究を進めたユン・ジョンファン教授研究チームはネズミを用いた実験でソラフェニブとプロテインジスルフィドイソメラーゼ遮断剤を同時に処理すると肝がん増殖の抑制にシナジーを発揮することを観察し、ソラフェニブに対する抵抗性をもつ肝がん組織でこの酵素が増加することを発見、今後の臨床での利用可能性を確認した。

チョ・グァンヒョン教授は「本研究は情報通信技術(IT)と生命工学技術(BT)の融合研究であるシステム生物学によりこれまでの限界を克服できることを示す代表的な事例。特にがん標的治療剤の作用をネットワークレベルで分析して耐性を克服できる治療法の可能性を提示できた」と述べた。

研究結果は肝臓病学分野の専門学術誌『Hepatology』(IF=13.246)電子版に8月23日付で掲載された。(論文名 : Protein disulfide isomerase inhibition synergistically enhances the efficacy of sorafenib for hepatocellular carcinoma)







[2017-08-28]

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